嬉しかった一言。
いつもすごい装置を
アイデアと緻密な作業で作り上げていく
ゴッドハンドじいに、
「最近はじいが腕をふるってもらえるような
道具を作ってもらえなくて残念です」
って話をした。
ここ数年、
さくらの舞台はなんの装置もない
見事なまでの素舞台がほとんど。
こんなに何もない芝居も珍しいんじゃ?
と思うほどだ。
でも、返ったきたじいの言葉は
「もう装置なんてなくても、
別のもので観せられるようになったってことですよ」
と言われたこと。
「別のもの」
それは私たちの芝居でもあるかもしれないし、
りょうへいくんの照明の力であることも
間違いない。
そういうのを静かに感じつつ、
見守り、支えてくれるじいの存在もまた
さくらにとってかけがいのないものだと
改めて感じた。
沢山の人の応援を背に
いよいよゴールデンウィークの
ラストスパートだ!!
大浦 薫(ヴィッちゃん)
