2010年12月09日

今週の稽古は殺陣中心…

週末の稽古では、殺陣が付けられる。
隊士の皆はほとんどがはじめて殺陣をやる人ばかり。
でも、弱音を吐いていられない。
そうじゃなくても、女性ばかりの演じる「新選組」
女の子がキャーキャー言いながら、へっぴり腰でやっている
「チャンバラごっこ」ととらえられたら、」こんなに悔しいことはない。

だから皆で、改めて「覚悟」を決めなくちゃいけない。
「殺陣」はあくまでお芝居の中でのものだけれど、
役を演じるときには、本気で相手と立会う「覚悟」がいると思う。
出演者である皆、誰一人かけることなく「真摯な努力と心構え」を
しなくてはならない。

女性ばかりで演じるからこそ、その決意と覚悟は
さらに強いものでなければなりません。

「舞台に立つことは楽しい」かもしれないけれど
「お客様に見せるためのもの」であり「メッセージを届ける役割」を
担っていることを忘れてはいけない・・・
自分に浸って演じることを終えて、満足する人は舞台に立つ資格はないと思います。

私たちは先人達の作った歴史のつながりの中に生きているのですから。
今を生きる私たちが忘れてはならない大切な心を伝えるための舞台です。
お客様にそれをわかってもらえるには、私たちがお客様の思いの何十倍もの
強く深い思いを持たねばなりません。

もちろんフィクションの物語もそうですが、「歴史もの」を演じるということは、
さらに厳しい責任が生じるのだということを忘れないでください。

そんな思いを全員が持った舞台を創りたい。
「いくつかかけもっている舞台の中のちょっと関わってるだけの舞台」なんて
考えているキャストや関係者がいるとしたら、とんでもないことだ。
またメインキャストだから、そんな思いはとうに持っているなんて穿った考えのある人がいるなら
それも大間違いだ。隊士だから、こんなもんでいいなんて人がいたら、さっさと去ってください。

それくらいの決意でこれからの舞台に臨みましょう。

読者のみなさま・・・別に何か「さくら」の中で事件があったわけじゃありませんので、ご心配なく。
演出家として「舞台にかかわるものに最低限必要な覚悟」を再認識してもらいたくて
つぶやいてみたので。

まだまだ皆、甘すぎる。
キャリアのあるものも、ないものも、ブランクのある人も
メインキャストも隊士も皆、同じラインに立っている。
人のことじゃない、あなたのことだ。

浅くて甘い自分たちの足元しっかりみつめて、逃げること無く受け止めて
稽古に臨んでほしい。

              脚本・演出/ 中野
posted by さくらさくらカンパニー  at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011 さくらのごとく
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