2011年01月30日

日本物のヘア&メイク

大浦です。

本番3週間前の本日は朝からメイク・結髪練習です。

さくらさくらカンパニーは、やるならとことん本格的に!がモットー。
芝居だからと適当なところで終わらせず、時代考証やプロの世界に少しでも
近づく努力をするのです。

そこで、まずはメイク練習から。

舞台メイクはドーランという舞台用のファンデーションを使用します。
汗でも落ちない油分ギトギトのファンデで、ものすごく発色も良いのです。

これを叩くようにお肌になじませたら、茶色と白のドーランでコントラストを入れていきます。鼻の横やまぶたの上には暗めの影を入れ、鼻筋には白を入れると、立体的な顔のベースが出来上がり♪(←あまりやりすぎると外国人になるので注意!)

一度粉おしろいをはたいて落ち着かせたら、お次は水化粧というファンデーション。
こちらは固い固形物で、水を含んだ刷毛で溶かして顔に塗ります。
これを塗っておくと最強に汗に強くなります。

もう一度粉白粉をはたいて、ベタつぎがないことを確認したらベースメイクは完了です。

残るは部分メイク。

日本物らしく、アイラインをキリリと入れて、シャドーを入れ、付けまつげをつけて、
男らしい眉毛をかきますとアイメイク完成。頬紅入れて口紅塗って完成です。

本日の所要時間4時間・・・・おいっ!!!時間かかり過ぎやろっ!!
これをせめてせめて1時間、できるなら30分でやり遂げてこそプロですぞ。


さて、メイクですでに四苦八苦してますが、本当の闘いはここからなのです。

ヘアメイク。日本物なので「結髪」です。


ここで登場するのが「鬢付け油」(中練)←びんづけあぶら


ろうそくのような丸い筒型の油の固まりを、髪の毛全体に塗りつけて形を作ります。
ほぼ全員初挑戦だったこの鬢付けは、髪に絡まるのにすごい抵抗力がありまして、
塗る時も梳く時も、髪の毛が抜ける勢いで痛いのだそうです。


・・・えー、他人事になってますのは、私土方は鬘使用のため使わないから!です♪
ごめんなさいねー、皆さん。


さて鬢付け油を塗った髪の毛は、重油をかぶった海鳥のようにヘッタベタになります。
形を作ればその形に固まるため、途中経過では「スーパーサイヤジン」が大量発生いたします。で、スーパーサイヤジンをまずポニーテールにして、長髪なら自髪で、短髪なら付け毛で、あるものは月代(さかやき)を作り、あるものは長いポニーテールにしたら・・・侍の出来上がり♪

そうそう、髪を結ぶためには現在はゴムですが、日本物の芝居では「元結」(もっとい)という紙で出来た固い紐を使います。


あまりの痛さに涙した隊士もおりましたが、みんななかなかカッコよい武士になってましたよ。本番もよろしくね♪


さて、最後に・・・・
鬢付け油は、そう簡単には落ちません。普通のシャンプーでは10回以上洗っても落ちないので、インターネットなどでは「ポンズ」が良いと書いてます。舞台メイクの油分たっぷりメイクを落とすために使われる昔ながらクレンジングクリームなのですが・・・実際にはポンズでさらに変なベトベト感が加わり、余計取れないそうです。


そこでさくらさくらカンパニーがオススメする最強の鬢付け油落しは・・・


「ジョイ」



油汚れに〜〜〜ジョイ♪

です。

最近はもっと色々油汚れに良いものがあるかも知れませんが、シャンプー10回以上して髪を傷めるのと一回ジョイで洗うのと、どちらがダメージが少ないか・・・の選択だそうです。
先人たち(←つーか、なちさん(梦月))の経験を生かしながら、今夜はきっとみんな、お風呂にジョイを持ち込んでいるのでしょうね。うふ。

副長心の俳句
「風呂タイム 除菌もできる ジョイの夜」
posted by さくらさくらカンパニー  at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011 さくらのごとく
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