2013年10月04日

僕から君へ。

ある助産師さんのお話

赤ちゃんを産むとき、陣痛というものがある。 陣痛は初産で約24時間、2人目以降で約12時間続くものらしい。

妊婦さんの中には、この陣痛がとても苦しいので産む側は大変、赤ちゃんは生まれてくる側でいいなぁ」と言う方もいるらしい。
しかし助産師さんは、これは大きな勘違いだと言う。赤ちゃんの方が妊婦さんの何倍も苦しいのだと。

実は子宮は筋肉であり、これが収縮したり緩んだりするのが、陣痛の正体らしい。
陣痛が始まり子宮が収縮すると、赤ちゃんは首のところを思い切り締め付けられ、へその尾からの酸素が途絶え、息ができなくなるそうだ。

子宮の収縮は約1分間。その間思い切り首を締められ、息ができない。

1分たてばまた子宮はゆるむが、また陣痛が来れば1分、息ができなくなる。しかも陣痛の間隔はだんだん狭くなる。

この陣痛に耐えられなければ、赤ちゃんは死ぬ。まさに命懸けだ。だからこそ、赤ちゃんは慎重なのだという。

実は、陣痛がおこるためには、陣痛をおこすホルモ ンが必要らしいのだが、このホルモンを出しているのは、お母さんではなく、なんと赤ちゃん自身。

赤ちゃんはとても賢く、自分自身で自分が、今陣痛に耐えられる体かを判断する。
そして一番いいタイミングで、自分の生まれてくる日を選ぶ。

また、急に激しい陣痛を起こせば命が危いので、最初は陣痛を起こすホルモンを少ししか出さず、様子を見てホルモンの量を調整するらしい。

赤ちゃんの中には、予定日を過ぎてもなかなか生まれてこない赤ちゃんもいる。途中で陣痛を止める赤ちゃんもいる。
そういう赤ちゃんを 「うちの子はノンビリしてる」なんていうお母さんもいるけど、そのとき赤ちゃんは必死なんだという。

生まれて来ないのは、赤ちゃんが 「今の体では陣痛に耐えられず死んでしまう」と判断しているからだそうだ。

赤ちゃんはみんな、自分で判断して、自分の意志で 生まれてくる。

「生まれたくて生まれたんじゃない」

なんて人はいない。

そして・・・私が生まれた日の37年後、父が亡くな った・・・・ きっと最後まで、生きようと頑張っていたに違いない。


これは私の友人の日記ですが、今回の芝居のテーマを集約しているような気がして、メンバー達はもちろん、沢山の方に読んでいただきたいと思い、友人に許可を得て掲載させてもらいました。

お父さんは亡くなる寸前に奇跡的に意識が回復し、ご家族と会話されたそうです。彼女はそれを神様がくれた贈り物だと言っていました。

その彼女はもうすぐ母親になります。一つの命が逝き、また新たな命が生まれる。
そうして人は歴史を紡いでいくのだと…改めて感じさせられました。


あと一月…気持ちをまた新たに最後までやりぬくぞ!

…とか言いつつ、未だに台詞やダンスが完全に入らず焦りまくっている樹生でした(T^T)
posted by さくらさくらカンパニー  at 12:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 2013 STORY
この記事へのコメント
私は逆子の上に未熟児のまま、この世に生まれてきて
しまいました。1952gだったそうです。
いつ産まれたらいいかわからない、不器用なわたしを
産んでくれたんやなぁ…。
命はずっとずっと繋がってる中で、続いていくんですよね。
だから、私は皆と出会えて共に舞台に立てます。
未だに不器用は全く直らないけど…。
そんな想いをいっぱい感じて私も、この舞台から
みなさんに伝えたいです。
Posted by かずき at 2013年10月07日 01:15
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